#038 まっすぐな心は人を惹きつける『転生王女は今日も旗を叩き折る。』

みなさん、こんばんは。山口企画のまいまいです。

月曜日は、まいまいが読んだ本をご紹介。

 

本日紹介する本は

『転生王女は今日も旗(フラグ)を叩き折る』

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『転生王女は今日も旗を叩き折る』あらすじ

王女ローゼマリーは、転生者だった。。。

日本でゲームしていた世界に転生してしまったようだ。

それも「クソゲー」と名高い、乙女ゲームだった。

 

そして転生したローゼマリーは、ゲームの悪役だった。

ただ、攻略対象キャラは

ナルシストな侯爵子息、病んでるシスコン、ドM護衛騎士などなど

一癖も、二癖も、いやいや五癖もありそうな面子ぞろい。

それなのに、非攻略キャラはイケメン、姉御肌のかっこいい女性など・・・

 

そんな攻略対象者たちは、のしつけて、ヒロインにたたきつけてやろう。

ただ、その前に、彼らが病んでしまった旗(フラグ)を叩き折りつつ、

自分とのルートも叩き折る!!

 

そしてゲームプレイ時にあこがれていた(当然非攻略キャラ)

近衛騎士団団長のレオンハルト様に向かって突き進む!!

 

『転生王女は今日も旗を叩き折る』のいいところ

この話のいいところは、ヒロインのローゼマリーが

まっすぐ突き進むイノシシキャラなところ。

誰かに任せるなんてことはせず、王女様だけれども活動的。

 

そして、元日本人だからなのか、それとも本人の資質なのか、

誰にでも分け隔てすることなく接し、

誰かが困っていれば一緒に困り、解決策を模索する。

 

王女でありながら、王女らしくない。

そんな彼女の魅力に、かかわった人たちが否応なく巻き込まれていく。

 

特に第3巻は必読!!

ローゼマリーの魅力が満載です。

 

『転生王女は今日も旗を叩き折る』まとめ

異世界転生ものの物語は最近ではとても多いのですが、

特に『転生王女は今日も旗を叩き折る』は、読みだすと止まらない。

 

王女ローゼマリーという悪役に転生しながらも、

クソゲーだったため攻略対象者たちに欠片の魅力も見いだせず、

ひたすら彼らが病んでいく旗(フラグ)を叩き折り、

ヒロインにのしつけてあげようとする。

 

あくまでもローゼマリーがあこがれているのは、

終始一貫、近衛騎士団長のレオンハルト様

前世でゲームをしていた時からのあこがれで、

彼以外目に入っていない。

 

転生ものは中には逆ハーレム用そのものが強い作品もありますが、

こちらはそれに近い方向に話が行きながらも、

あくまでもヒロインは、レオンハルト様一択。

イノシシのようにあこがれの人に突き進んでいきます。

 

それがむしろすがすがしい。

 

ネット小説発なので、文章も読みやすく、

すらすら進めることができるのもおすすめの理由。

 

ご興味がある方はぜひ一読を!!

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